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岡山県で中庭のある注文住宅を建てるには?メリット・デメリットから後悔しない設計のコツまで徹底解説

都市部の分譲地や密集地で人気が高いのが「中庭」です。

中庭は、単におしゃれなだけでなく、採光や通風の確保、そして防犯面でも非常に優れた役割を果たします。

しかし、設計を一歩間違えると「冬が寒すぎる」「メンテナンスが大変」といった後悔に繋がることも少なくありません。

本記事では、地元岡山で数多くの家づくりをサポートしてきた視点から、中庭のある家のメリット・デメリット、そして岡山の気候に合わせた設計の極意を徹底解説します。

 

中庭のある注文住宅を建てるメリットは何ですか?

最大のメリットは、周囲の視線を完全にシャットアウトしながら、「光・風・開放感」を独り占めできるプライベートな屋外空間を手に入れられることです。

岡山市内や倉敷市内などの住宅密集地では、道路や隣家からの視線が気になり、せっかく大きな窓を作っても「結局一日中カーテンを閉めたまま」というケースが多々あります。

中庭を作ることで、外壁が目隠しの役割を果たし、プライバシーを確保したまま室内に光を届けることが可能になります。

 

中庭がもたらす主なメリット

メリット項目

具体的な内容

プライバシーの確保

外部からの視線を遮るため、部屋着のままくつろいだり、カーテンなしで過ごせたりします。

採光と通風の向上

北側の部屋や家の中心部にも光と風を届けやすく、家中を明るく健康的な環境に保てます。

防犯性の高い遊び場

道路に面していないため、お子様やペットを安心して遊ばせることができ、事故や不審者のリスクを低減できます。

家全体の開放感

視線が屋外へと抜けるため、実際の面積以上に空間を広く感じることができます。

特に岡山では、日照時間が長いため、中庭に差し込む光を効果的に室内に取り込むことで、日中は照明に頼らない豊かな暮らしが実現します。

 

中庭の「デメリット」と、その対策はありますか?

主なデメリットは「冷暖房効率の低下」「排水と湿気の問題」「居住スペース(床面積)の減少」の3点です。これらは設計力と住宅性能でカバーすることが可能です。

中庭は非常に魅力的ですが、通常の四角い箱型の家に比べて、冷暖房効率の低下などのデメリットがあります。

冷暖房効率と冬の寒さ

窓面積が増えることで熱の出入りが激しくなり、特に冬場は冷気が伝わりやすくなります。

  • ・対策: 「断熱等級6」以上の断熱性能を確保し、家全体の保温性を高めることが不可欠です。
  • ・工夫: 高性能な樹脂サッシや複層ガラスを組み合わせることで、外気の影響を最小限に抑え、光熱費を抑えながら快適な室温を維持できます。

排水と湿気の問題

特に四方を囲む「ロの字型」は雨水の逃げ場が限られるため、排水が不十分だと湿気や浸水のリスクが生じます。

  • ・対策: 集中豪雨を想定し、入念な排水計画を立てることが重要です。
  • ・工夫: 排水溝を複数設置する、あるいは中庭をタイルやウッドデッキにして清掃性を高めることで、落ち葉による詰まりやカビの発生を防げます。

居住スペース(床面積)の減少

建物の中央に中庭を設ける分、室内の有効な床面積が削られてしまいます。

  • ・対策: 廊下を減らし、中庭を「通路」や「視覚的な広がり」として活用する間取りの工夫が必要です。
  • ・工夫: 中庭と室内の床をフラットに繋げる(フラット動線)で、実際の面積以上の開放感を演出し、コンパクトな土地でも圧迫感のない暮らしを実現できます。

 

中庭の種類(L字・U字・ロの字)にはどのようなものがありますか?

中庭の種類(L字・U字・ロの字)にはどのようなものがありますか?

敷地の広さや予算、確保したいプライバシーのレベルによって最適な形状が異なります。

一般的に、建物の形状が複雑になるほど(ロの字に近づくほど)建築コストは上がります。

中庭の形状は、大きく分けて以下の3つのタイプがあります。

 

中庭の形状別・比較表

形状

特徴

コスト

向いている敷地

L字型

建物で二辺を囲む。開放感があり、庭との繋がりを作りやすい。

比較的安価

広めの土地、南側が開けている場合

U字型(コの字)

建物で三辺を囲む。プライバシーを確保しつつ、一方向へ視線が抜ける。

中程度

標準的な分譲地、三方を隣家に囲まれている場合

ロの字型

建物で四方を完全に囲む。究極のプライベート空間。

高め

狭小地、都市部の密集地、防犯を重視する場合

コストアップの要因

中庭を作ると、通常の四角い家に比べて外壁の面積が増え、窓(サッシ)の数も多くなります。

また、屋根の形状が複雑になるため、材料費や工賃が上昇する傾向にあります。

予算を抑えつつ中庭のメリットを得るには、L字型を選んだり、目隠しフェンスを併用したりする工夫が有効です。

 

中庭のある家で、おしゃれに見せる設計のコツはありますか?

中庭のある家で、おしゃれに見せる設計のコツはありますか?

室内と屋外の境界線を曖昧にする「床の高さ」の統一と、夜の表情を劇的に変える「ライティング」に徹底的にこだわることで、空間の質は劇的に向上します。

おしゃれな中庭を実現するための鍵は、室内と屋外を別々の空間として捉えるのではなく、一つの大きな「居住空間」として設計することにあります。

以下の3つのポイントを意識することで、注文住宅ならではの贅沢な空間演出が可能になります。

 

リビングと中庭をフラットに繋げる「内部空間の拡張」

リビングのフローリングと、中庭に設置するウッドデッキやタイルの高さを揃える「フラット動線」の採用をおすすめします。

  • 視覚的な錯覚を利用する: 室内と屋外の段差をなくし、大開口のサッシ(引き戸)を採用することで、視線が遮られることなく外へと抜けていきます。これにより、リビングの床がそのまま外まで続いているような錯覚を生み、実際の畳数以上に広がりを感じる大空間を実現できます。
  • ・「外」をリビングの一部にする: 天気の良い日には窓を開け放つことで、中庭がリビングの延長として機能します。コンパクトな土地であっても、この「視線の抜け」があるだけで、圧迫感のない開放的な暮らしが叶います。

シンボルツリーと照明の演出による「動的な風景作り」

中庭を「歩く場所」としてだけでなく、室内から眺める「絵画のような風景」として設計することが、おしゃれな家づくりの鉄則です。

  • ・四季を感じるシンボルツリー: 中庭の中央や視線の先に、お気に入りのシンボルツリーを一株植えます。春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉など、室内にいながら季節の移ろいを感じられる贅沢は、中庭がある家ならではの特権です。
  • ・夜を彩るライティングの魔術: 夜間の演出こそが、中庭の真骨頂です。樹木を下から照らす「アップライト」を設置することで、夜の窓が「真っ暗な鏡」になるのを防ぎ、奥行きのある幻想的な風景を映し出します。枝葉が風に揺れて外壁に映し出す影は、どんな高価なインテリアよりも空間を美しく彩ってくれます。

岡山で理想の中庭を叶えるために

岡山で理想の中庭を叶えるために

岡山で中庭のある注文住宅を建てることは、家族にとって「日常のなかに非日常」を取り入れる素晴らしい選択です。

しかし、見た目だけのデザインに走ると、居住性やメンテナンスで後悔することになりかねません。

倉敷ハウジングでは、岡山特有の気候を熟知したプロのスタッフが、お客様一人ひとりに最適な中庭プランをご提案します。

「自分たちの土地で、どのような中庭がつくれるか知りたい」「光と風を最大限に取り入れる工夫を相談したい」という方は、ぜひ一度、倉敷ハウジングへお問い合わせください。

プロのスタッフが、あなたの理想の暮らしを一緒に形にさせていただきます。

 

>>倉敷ハウジングの「お問い合わせフォーム」はこちら

この記事を書いた人

くらハウスタッフ Y

宅地建物取引士,2級ファイナンシャル・プランニング技能士

住宅に携わって早7年。 総務課と広報課を兼任し、社内外にくらハウの魅力を発信するべく活動しております。

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