コラム

比べてみよう!金物工法とテクノストラクチャー

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金物工法がどのようなものか、前回のコラムで概ねご理解いただけたかと思います。

それでは、テクノストラクチャーと比べるときはどんなところをポイントに選べば良いのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

 

金物工法って?

まずは前回のおさらいになりますが、金物工法とは在来軸組み工法の仕口と接合金物を使わず、仕口の欠損を少なくし、特殊な金物で接合する工法です。

 

以前ご紹介した内容のほかに、一般的な金物工法では集成材を使用することもポイントの1つ。集成材とは、挽き割った板材を接着剤で貼り合わせたもので、これを一本の柱や梁として構造躯体に使います。(図1)

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    (図1)

 

集成材は無垢の木材と違い、精度や乾燥による収縮・反りなどが小さく、精度が高く品質が均一になりやすいと評判です。さらに、ムク材よりも1.3倍の強度が認められています。

 

木造では一定間隔で梁の下に柱を設けることが決められていて、無垢材の場合の間隔は3.6メートルまでが一般的です。無理に間隔を拡げると地震に弱くなる、空間が歪むことで天井が下がったり、建具の開け閉めがしにくくなったりするなど、様々な不具合が起こります。

 

しかし、梁の強度が高いと柱の間隔を拡げることができます。そのため、集成材を用いた場合は、柱や梁を細くすること、天井を高くすることなどが可能になり、室内の空間を広く扱えるようになるというメリットもあります。

 

テクノストラクチャーって?

テクノストラクチャーの家は、接合部分に高強度な住宅を実現するオリジナル接合金具を使用しています。特に集成材柱と土台を接合する「ドリフトピン接合」は一般的な木造住宅の接合部の約3倍の強度を実現します。(図2)

引っ張り力

    (図2)

 

また、金物工法でご紹介した集成材はテクノストラクチャーでも採用されています。

テクノストラクチャーでは全棟構造計算をしていますが、無垢材は材料ごとに強度のばらつきがあり、構造計算の根拠となる部材の強度が算出できないのです。そのため、構造部材としての柱に無垢材は使用しないこととしています。(ただし、和室などの化粧材として構造に影響しない一部に無垢材を使用することは可能です。)

 

さらに、金物工法が金物で補強するのは接合部のみ。肝心の木材のたわみまでは補強することができません。木材はもともと縦の力に強く、横からの力に弱いという面があります。テクノストラクチャーは木材と鉄を組み合わせたテクノビームで強い梁を実現しています。

 

どっちがオススメ?

簡単に言えば木造軸組工法をさらに強化したものと言える金物工法ですが、「だから安心できる」ということはありません。以前からコラム内でご説明しているように、構造計算で強度を実証して初めて「地震に強い家だ」と安心できるのです。

 

金物工法は決して悪い工法ではありませんが、金物工法のメリットはテクノストラクチャーでも実現することができます。金物工法の内容を理解した上で、さらに梁の強度をあげることやドリフトピン接合、構造計算にメリットを感じる方には、テクノストラクチャーをオススメしたいと思います。

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